あなたの腎臓は大丈夫ですか?

8億5千万の人が腎臓病を患っています。1 この1分間のクイズに答えて、あなたの腎臓が健康かどうかをチェックしてみましょう。

腎臓は複雑で驚きに満ちた臓器であり、私たちが健康でいるために欠かすことのできない多くの働きをしています。腎臓はとても重要な臓器であり、私たちはその機能なしに健康に暮らすことは出来ません。2

成人人口の8~10%が何らかの形で腎臓に損傷を受けており、毎年数百万人が腎臓病に関連する合併症で早期に死亡しています。3

また、腎機能を90%喪失するまで何ら症状が出現しないことがあります。3

以下の簡単なオンラインクイズで、あなたに腎臓病のリスクがあるかどうかを調べてみましょう。 その結果に基づき、今後あなたが何をするべきかを提案させていただきます。 あなたの回答は完全に匿名となりますので、安心してください。

このクイズは、医師の診察に代わるものではあ
りません。ご心配な点やご不明な点がございま
したら、かかりつけ医師にご相談ください。

このクイズは、アストラゼネカ社、ベーリンガーインゲルハイム社、及びリリー社からの用途非制限型教育助成金の支援を受けています。

ISN Kidney Quiz

質問

質問1:
あなたは糖尿病と診断されたことがありますか?




ISN Kidney Quiz

質問

質問2:
高血圧と診断されたことがありますか?




ISN Kidney Quiz

質問

質問3:
心臓病または心不全と診断されたことがありますか?




ISN Kidney Quiz

質問

質問4:
足もしくは顔が、よくむくんだりしますか?



ISN Kidney Quiz

質問

質問5:
あなたのご家族で、腎臓移植を受けた、透析を受けている、腎不全と診断された方はいますか?




ISN Kidney Quiz

質問

質問6:
痛みを和らげるために、市販のお薬を日常的に使用していますか?




ISN Kidney Quiz

質問

質問7:
ダイエットやその他の目的で、漢方薬や地域特有のお薬を日常的に使用していますか?




ISN Kidney Quiz

質問









       

ISN Kidney Quiz


あなたには腎臓病のリスクはありません

あなたには腎臓病にかかる主要な危険因子はありませんが、それでもリスクがある可能性があります。

以下のような医学的要因以外の要因で腎臓病になることも分かっています。4

  • 住んでいる地域
  • 働いている環境
  • 食べている物
  • 運動の量
  • 必要な医療を受けることが出来るかどうか

腎臓病の予防について知りましょう:

World Kidney Day(世界腎臓デー)の予防の8つの黄金律

腎臓病はサイレントキラー(沈黙の殺し屋)と呼ばれ、あなたの生活の質に大きな影響を与えます。腎臓病にかかるリスクを減らす簡単な方法がいくつかあります。 8つの黄金律を見てみましょう!

World Kidney Day(世界腎臓デー)のウェブサイトをご覧ください。健康全般にとって腎臓がいかに大切であるか、また腎臓病とそれに関連する健康問題の頻度と影響をいかに減らすかに関する資料と情報が掲載されています。



あなたには腎臓病のリスクがある可能性があります



あなたの年齢をご記入ください。
あなたの性別をご記入ください。
BMI:

あなたは糖尿病と診断されたことがありますか?
高血圧と診断されたことがありますか?
心臓病または心不全と診断されたことがありますか?
足もしくは顔が、よくむくんだりしますか?
あなたのご家族で、腎臓移植を受けた、透析を受けている、腎不全と診断された方はいますか?
痛みを和らげるために、市販のお薬を日常的に使用していますか?
ダイエットやその他の目的で、漢方薬や地域特有のお薬を日常的に使用していますか?

次にしていただきたいこと

クイズへのあなたの回答によりますと、あなたは腎臓の機能を低下させる危険因子(下記)のうち1つ以上を持っていることがわかりました。4,5,6,7,16,17

  • 糖尿病
  • 前糖尿病(糖尿病予備軍)
  • 心臓病
  • 高血圧(症)
  • 腎臓病、腎臓移植または透析の家族歴:透析を受けている、または腎臓移植を受けたことがある腎臓病の家族がいる方は、腎臓病を発症する可能性が2~3倍高くなります。
  • 太り過ぎまたは肥満:太り過ぎは、腎臓病の原因となる健康上の問題につながる可能性があります。
  • 足や脚の腫れ、あるいは顔のむくみは、腎臓病のサインかもしれません
  • 鎮痛薬の常用は、腎臓に悪影響を及ぼすことがあります
  • 生薬や民間薬の常用は、腎臓に悪影響を及ぼすことがあります

以下のような医学的要因以外の要因で腎臓病になることも分かっています。5,8

  • 住んでいる地域
  • 働いている環境
  • 食べている物
  • 運動の量
  • 必要な医療を受けることが出来るかどうか/li>

かかりつけの医療専門家に相談しましょう

腎臓病になるということは、通常高血圧、糖尿病またはその他の健康上の問題により腎臓が傷つけられ、うまく機能できないことを意味します。4

腎臓を診察する際、医療専門家はABCDE検査を実施することがあります。この検査では、腎臓と心臓がうまく機能し、下記の項目が正常な値に保たれているかを確認します。

A = Albumin in urine(尿中アルブミン)
B = Blood pressure(血圧)
C = Creatinine and Cholesterol(クレアチニンおよびコレステロール)
D = Diabetes (blood sugar)「糖尿(血糖)」
E = eGFR(推算糸球体濾過量)

あなたの地域の医療状況に応じて、下記の検査が行われることがあります。4,9

  • eGFR:腎臓が身体から老廃物をどれだけ正常に取り除くことができるかを測定する血液検査
  • uACR:尿中のアルブミンと呼ばれるタンパク質の量を測る尿検査
  • UPCR:一日の尿中タンパク質排泄量を推定する一般的な検査
  • 24時間蓄尿検査
  • 尿分析

かかりつけの医療専門家には次のような質問をしてみるとよいでしょう。

  • 私の腎臓は大丈夫ですか?
  • 最近、私は腎臓の検査を受けたことがありますか?
  • 血液と尿の両方の検査を受けましたか?
  • 私の尿にアルブミンまたはタンパク質が混じっていましたか?
  • 腎臓を健全に保つために、何ができますか?

その他の大切な質問です

  • 腎臓病になった場合どのような症状が起こりますか?
  • 腎臓を健全に保つために、何をした方がいいですか?
  • 今内服しているお薬を変更する必要はありますか?
  • もっと運動をする必要がありますか?
  • どんな運動をしてもよいですか?
  • 食べ物は何に気を付ければいいですか?
  • 栄養士さんと相談して食事の計画を立てた方がいいですか?
  • 腎臓のためにACE阻害薬またはARB*を服用する必要がありますか?
  • どれくらいの頻度で腎臓の検査を受ける必要がありますか?

*ACE阻害薬(アンジオテンシン変換酵素阻害薬)およびARB(アンジオテンシンII受容体拮抗薬)は血圧を下げるため、かつ/または慢性腎臓病(CKD)に伴う腎機能低下の進行を遅らせるために使われるお薬です。10,11

腎臓は驚きに満ちている:

腎臓は複雑で特別な臓器であり、私たちが健康でいるために欠かすことのできない多くの働きをしています。 World Kidney Day(世界腎臓デー)のウェブサイトで、腎臓の働きをもっと詳しく知りましょう。

腎臓に関する経験談:

World Kidney Day(世界腎臓デー)のブログで、世界中の腎臓病を経験した人たちの話を聞いてみましょう。




腎臓病について、覚えておいてほしいこと:

Results

世界中で8億5千万以上の人が何らかの腎臓病にかかっています。12

Results

糖尿病と高血圧症は腎臓病の
二大主要原因です。13

Results

腎臓病は進行するまで症状が
現れないことが多いので、検査を
受けましょう。14

Results

早期治療は腎臓病の進行を
遅らせることが出来ます。3

Results

早期治療は、心臓発作、脳卒中
腎不全のような他の病気を
防ぐこともあります。3,11

Results

腎臓病になると、COVID-19に
よって生命を脅かす合併症が
起こるリスクが高くなります。15




参考文献

  1. WebMD (2018) 850 Million People Worldwide Have Kidney Disease. Available at: https://www.webmd.com/kidney-stones/news/20180705/850-million-people-worldwide-have-kidney-disease. Accessed January 2021.
  2. National Kidney Foundation. Are you the 33%? Available at: https://www.kidney.org/newsletter/are-you-33-percent. Accessed January 2021.
  3. World Kidney Day. Chronic Kidney Disease: What is Chronic Kidney Disease? Available at https://www.worldkidneyday.org/facts/chronic-kidney-disease/. Accessed January 2021.
  4. Kidney Research UK (2018) Kidney health inequalities in the United Kingdom: Reflecting on the past, reducing in the future. Available at: https://kidneyresearchuk.org/wp-content/uploads/2019/02/Health_Inequalities_Report_Complete_FINAL_Web_20181017.pdf. Accessed January 2021.
  5. World Kidney Day. 8 Golden Rules. Available at: https://www.worldkidneyday.org/facts/take-care-of-your-kidneys/8-golden-rules/. Accessed January 2021.
  6. National Kidney Foundation (2014) Prediabetes? What does it mean for your kidneys?. Available at: https://www.kidney.org/news/kidneyCare/Summer10/PreDiabetes. Accessed January 2021.
  7. McClellan WM, et al (2009) Individuals with a family history of ESRD are a high-risk population for CKD: Implications for targeted surveillance and intervention activities, American Journal of Kidney Diseases, 53(3 S3), pp100-106.
  8. National Institute of Diabetes and Digestive and Kidney Diseases (2016) Preventing chronic kidney disease. Available at: https://www.niddk.nih.gov/health-information/kidney-disease/chronic-kidney-disease-ckd/prevention. Accessed January 2021.
  9. National Kidney Foundation (2017) Tests to measure kidney function, damage and detect abnormalities. Available at: https://www.kidney.org/atoz/content/kidneytests. Accessed January 2021.
  10. Kidney Health Australia (2020) Chronic Kidney Disease (CKD) Management in Primary Care, 4th edition. Available at: https://kidney.org.au/uploads/resources/chronic-kidney-disease-management-in-primary-care-4th-edition-handbook.pdf. Accessed January 2021.
  11. Patient (2017) Chronic kidney disease. Available at: https://patient.info/kidney-urinary-tract/chronic-kidney-disease-leaflet. Accessed January 2021.
  12. Jager KJ, et al (2019) A single number for advocacy and communication—worldwide more than 850 million individuals have kidney diseases, Kidney International, 96(5), pp1048-1050.
  13. WebMD. Kidney Disease. Available at: https://www.webmd.com/a-to-z-guides/understanding-kidney-disease-basic-information#1. Accessed January 2021.
  14. NHS England (2019) Overview: Chronic kidney disease. Available at https://www.nhs.uk/conditions/kidney-disease/. Accessed January 2021.
  15. Centers for Disease Control and Prevention (2020) COVID-19 (Coronavirus): People with Certain Medical Conditions. Available at: https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-ncov/need-extra-precautions/people-with-medical-conditions.html#chronic-kidney-disease. Accessed January 2021.
  16. National Kidney Foundation (2014) 10 Signs You May Have Kidney Disease. Available at: https://www.kidney.org/news/ekidney/august14/10_Signs_You_May_Have_Kidney_Disease Accessed October 2021
  17. National Kidney Foundation (2021) Herbal Supplements and Kidney Disease. Available at: https://www.kidney.org/atoz/content/herbalsupp Accessed October 2021

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